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2024.07.03

観葉植物はどこに置く? 部屋別の明るさや明るさの指標で インテリアグリーンの置き場所を決めよう!

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こんにちは、JR秋葉原駅中央改札口から徒歩2分に本社のあるLED照明メーカー、株式会社トライテラスの販促担当です。

植物育成に興味を持ちつつ、植物をよく枯らしていた私が植物育成ライトを企画し、会社で植物育成を楽しんでいるので、これから植物を育成する方や、植物育成ライトに興味がある方に、植物育成に役立つ光の知識をご紹介します。
今回は、室内での植物育成に適した置き場所、部屋別の明るさ等をご紹介します。

室内でも元気に植物を育てたい!そのために室内での植物育成用に日光を補うための植物育成ライトを開発しました。

全国鉢物類振興プロジェクト協議会」さんが一般消費者向けとして、「屋内緑化マニュアル」というとても勉強になる冊子を配布されています。
その中には屋内・バルコニーの環境等による明るさの指標が記載されており、植物育成初心者の私にはとても勉強、参考になりました!今回は「全国鉢物類振興プロジェクト協議会」さんの知恵を借りて、屋内での観葉植物の置き場所を検討する際に必要な環境による部屋の明るさをまとめてみました。

目次

室内緑化やインテリアグリーン等に関する書籍やオンライン記事は数多くありますが、植物育成に最も重要な個々の植物に必要な光や照射時間については、数値が示されていない場合がほとんどです。「全国鉢物類振興プロジェクト協議会」では、屋内緑化の普及推進を図り、様々な情報を提供しています。その中から、植物育成に必要な照度、持続時間等の詳細は以下のブログで説明しています。ご興味のある方は御覧ください。

室内での植物育成に必要な植物育成ライトの光の量や種類、時間 とは

今回は、部屋別の明るさの指標をまとめました。観葉植物を屋内のどこに置くか検討する際に参考にしてください!

■ 部屋の環境で室内の明るさは変わる


観葉植物育成で、植物の置き場所として「日向を好む・半日陰を好む・日陰を好む」等の表現はよく見ますが、同じ日向・半日陰・日陰でも部屋の環境によって明るさが変わるため、このような区分では本来植物育成の明るさの指標になりません。

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■部屋の明るさの指標になる項目


室内の明るさを測るためには、季節や部屋の向き、日光の入ってくる環境によります。以下の項目に考慮することが必要です。

□ 部屋の向き(方位)
□ 季節
□ 庇の有無、寸法
□ バルコニーの手すりの形状
□ 窓等のガラスの有無
□ カーテンの有無

これらの環境による室内の明るさの変化を解説します。



□ 部屋の向き(方位)による室内の明るさの違い


部屋の向きによって太陽の当たる時間や時間帯が異なるため、明るさは異なります。

バルコニーが南向きであればほぼ一日太陽が当たります。
東及び西向きでは午前中または午後のみの日当たりです。
北向きでは夏季に朝夕わずかに当たるだけで日中は太陽が当たりません。

朝日と夕日では太陽の光の強さが異なり、夕日の場合植物育成にとってあまり良い条件とは言えなくなります。

部屋の向き(方位)太陽の当たる時間
ほぼ一日
東・西午前中、午後のみ
夏季に朝、夕



□ 季節による室内の明るさの違い


太陽光は季節により日照時間、太陽高度が異なり、室内に入る太陽光が異なるため、季節ごとに室内の明るさは変わります。

南向きで庇の出が1.5mの場合、春・秋分時が太陽光が屋内まで入る堺となり、春分から秋分までの半年は屋内に太陽光が入らず、秋分から春分までの半年は屋内に太陽が入ることになります。

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□ 庇の有無による室内の明るさの違い


庇の有無により得られる光は大きく異なります。
植物育成用に明るさを検討する場合の目安は、庇がある場合の照度係数で判断した方が良いです。
庇があると夏季の南向きの部屋では照度係数が少なくなり、冬季には多くなります。

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□ バルコニーの手すりの形状よる室内の明るさの違い


バルコニーの手すりが格子状の場合、光は良く入るがコンクリート等、壁で埋めてある手すり構造の場合、その分光は遮られ室内に届く光は変わります。

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□ 窓等ガラスの有無による室内の明るさの違い


ガラスを通して太陽光が入る場合は、ガラスにより約80%に減衰します。



□ カーテンの有無による室内の明るさの違い


レースのカーテンを通すと太陽光は約30%に減衰します。
よほど弱い光で育つ植物以外は栽培できないことになり、植物育成ライト等の補助光が必要となります。

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■ マンション屋内の照度係数


室内においては光の入るガラス面(窓)からの距離、奥行きにより光は極端に減衰します。
方角、窓からの距離ごとに、季節の照度係数一覧をみてみましょう。

庇無し、コンクリや壁のある手すりのバルコニーの窓からの距離と、庇有り、コンクリや壁のある手すりのバルコニーの窓からの距離別照度係数の表です。
この表は、室内の明るさの指標としてご自宅で植物の置き場所を検討する際に参考になります!

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マンション屋内場所別照度係数 庇がない場合

方位

窓からの距離遮光要素春・秋分照度係数(lux)立夏・立秋照度係数(lux)立冬・立春照度係数(lux)
20cmガラスのみ164001426814692
20cmガラスとカーテン660053515509
200cmガラスのみ6406376277
200cmガラスとカーテン2602392354
東・西20cmガラスのみ10800113358618
東・西20cmガラスとカーテン430042513232
東・西200cmガラスのみ28003155737
東・西200cmガラスとカーテン11001183276
20cmガラスのみ490049354935
20cmガラスとカーテン200018511851
200cmガラスのみ640637637
200cmガラスとカーテン240239239



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マンション屋内場所別照度係数 庇の出幅1.5mの場合

方位

窓からの距離遮光要素春・秋分照度係数(lux)立夏・立秋照度係数(lux)立冬・立春照度係数(lux)
20cmガラスのみ1900194211699
20cmガラスとカーテン7607284387
200cmガラスのみ290286286
200cmガラスとカーテン120107107
東・西20cmガラスのみ510056764104
東・西20cmガラスとカーテン200021281539
東・西200cmガラスのみ17001767386
東・西200cmガラスとカーテン680663145
20cmガラスのみ190019421942
20cmガラスとカーテン760728728
200cmガラスのみ290286286
200cmガラスとカーテン120107107



■部屋別の状況と植物選定の留意点


下記例のマンションをもとに、部屋により光が得られないところも多くあるため、部屋ごとの植物育成の留意点を確認しましょう。

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【植物育成に向いている部屋と環境】



□ リビング・ダイニング


窓辺と部屋の奥では光環境が極端に変わってくるため光環境に合わせた植物を配置することが重要です。
置きたい植物が光的に不足している場合、植物照明等で補光するか、移動させて光を当てるようにしましょう。

庇のあるバルコニーで南向きの部屋の窓辺では春秋分時の照度係数1900lux(カーテン後780lux)、2m奥では290lux(カーテン後114lux)、4m奥では44lux(カーテン後18lux)、6m奥では24lux(カーテン後10lux)になるため、移動、補光無しではほとんどの植物生育は無理となります。

光環境としては窓辺が最もよく観葉植物であれば植物育成ライト等の補助光無しでも生育できる植物は多く、多様な緑の形態が可能です。



□ 洋室


西向きの部屋は西日が入るため、午後に高温になる場合がありますが低い太陽光度のため隣接する建物の有無で大きく変わってきます。

また、西向きの部屋では光の来る方向と光量、さらに高い温度が連動するため、葉焼けを起こす場合があるので鉢の移動等で対処しましょう。
東向きの場合は朝の光は入るが、極端な高温とならないため、屋内では最も良い環境となります。

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□ 寝室(北向きの場合)


北側の部屋は季節による光の変化が少ないが、年間を通して同じ光量が得られます。
北側に隣接した建物がない場合意外と光量は多く、一年を通し南側のリビング・ダイニングの春秋分時の照度係数1900lux(カーテン後780lux)と同じになります。



【植物育成に向いていない部屋と環境】



□ 和室


障子はカーテンより光を通さないためリビング・ダイニングでカーテン後の照度係数が780luxのところ、障子後では490luxになってしまいます。



□ 玄関


マンションにおいては外の光が入らない空間であり、空気の流れも少ないです。植物を置く場合、LED植物育成ライト等の補助光が不可欠です。



□ キッチン


マンションでは外の光が入らない場合が多く、入ってもわずかです。
光が不可欠となるため、LED植物育成ライト等の補助光が不可欠です。。



□ 洗面所・浴室


マンションでは外の光が入らない場合が多いです。
近年では24時間換気の浴室ができており、長時間換気でLED植物育成ライト等補助光があれば植物育成は可能です。



□ トイレ


外の光は入らず、人の動きも限定的で空気がこもりやすいが、近年は24時間喚起のトイレができており、長時間換気でLED植物育成ライト等補助光があれば植物育成は可能です。

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■ 部屋の向きによる自然光の照度係数


マンションで、庇のあるバルコニーのお部屋の場合、部屋の向きによって照度は異なります。簡単に方位ごとの照度をまとめました。
方位によって明るさは異なりますので、自分の育てている植物に合わせて置き場所の参考にしましょう。

【マンション・庇あり・コンクリート等の壁の手すりのあるバルコニー・南向きの場合】

窓から20cm離れた場所では春・秋分時の照度係数は1900luxであり、カーテンがあると760lux。
夏季は春・秋時の照度係数と同じだが、冬季は太陽光が室内にも差し込むため、照度係数9100lux、カーテン後3600lux。

春・秋分時を境に半年ごとに照度係数は大きく変わってくるため夏季は光不足になる場合が多い。

秋分を過ぎると日照が得られるようになるが、秋分近くの数週間は太陽光が強すぎて葉焼けを起こす植物もあるので注意しましょう。

【マンション・庇あり・コンクリート等の壁の手すりのバルコニー・西向き・東向きの場合】

年間で大きな変化はなくガラス面から20cm離れた場所で照度係数5000lux前後、カーテン後は2000lux前後で推移する。

【マンション・庇あり・コンクリート等の壁の手すりのバルコニー・北向きの場合】

年間ほとんど変わらず照度係数1900lux、カーテン後760luxとなり、南向きの夏季とほぼ同じ照度係数となり一般的認識と異なります。

近年はマンションが林立する地区が増えており、隣接するマンションにより天空率、日射が遮られるところではその分減らして照度係数を算定する必要があります。
低層階ほど隣接マンションの影響を受け、照度係数がガラス後1000lux、カーテン後500luxを下回る場合もあります。

今回ご紹介した内容は、「全国鉢物類振興プロジェクト協議会」LED照明を積極的に活用した新たな屋内緑化の普及を図り、全国鉢物類振興プロジェクト協議会普及版ホームページにて様々な情報が公開されています。

今回は許可をいただき、屋内での植物育成に必要な光に関してとても参考になる部分を簡単に説明いたしました。

さらに詳しく知りたい方は是非 全国鉢物類振興プロジェクト協議会普及版ホームページ を御覧ください。とても勉強になります。

屋内での植物育成に必要な光の量や照射時間に関しては以下のブログをご覧ください。

室内での植物育成に必要な植物育成ライトの光の量や種類、時間 とは

最後に、植物育成にハマっているトライテラスの販促チームが開発した、室内で植物を育てるために足りない光を補う、植物育成ライト「プラントテラス580」をご紹介します。

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室内での植物育成に必要な植物育成ライトの選び方をまとめた ブログ も是非ご覧ください。

植物育成ライトと一般LEDライトの違いを分かりやすく解説!植物育成ライトを選ぶポイント



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